3年前に宮城県で起きたパワハラについて思う

3年前に起きた事が、今になって表に出てきました。当時59歳だった教諭は、現在62歳という事で、現場を退いているか、或いは再任用となって働いているのか・・・。

学校とは安心安全な場所であるというのが当たり前の常識です。自ら命を絶った職員と関わっていた生徒はどう感じたのだろうか。

学校が管理主義になり、教員の連帯がバラバラにされている事が原因の一つなんだろうなと考えられます。

管理者が5%、被管理者が95%という数字を聞いたことがありますが、私たち教員も被管理者です。人間だから間違いも起こします。そんな人間が教員として教壇に立って、生徒たちに話をしているわけです。この件で亡くなった先生はきっと孤独だったのではないかと思うのです。自分の苦しみを分かち合える仲間が居なかったんだろうと思います。

指示が適当だったかどうかは分かりませんが、「校長の判断で2人の間の業務上のやりとりは口頭ではなくメモで行うようになった」という下りから、管理職問題意識を持っていたと思います。

そして、机上にメモが置かれる状況を同僚教師は見ていたのではないでしょうか。とすれば、ある程度職場内でも問題に気付いていた先生はいたかもしれません。誰かが、親身になって話を聞いてあげられなかったのかなと悔しい気持ちが沸き起こります。

教員は明るい希望を持ちながら生徒に接する事がとっても大事で、心を穏やかにしたり、ストレスを取り除くために仕事以外の雑談を同僚とすることは、とても重要な事だと思うのです。そこで生まれる横の連帯感があれば彼女は救われたかもしれません。きっと彼女にはそいう心許せる仲間が職場に居なかったのではないかなと思ってしまいます。

趣味や興味、年齢など全く違っても、私たち組合は、「組合に入っている」というだけで、一つ大きな共通事項を持ちます。組合員の問題には組織全体を上げて取り組みます。仙台市立高等学校職員組合も力不足だったかもしれませんが、パワハラ問題では市教委と何度も交渉を行いました。その結果、市教委から加害者、被害者両方に現場ヒアリングが入り、ある程度の抑止力になったと考えています。

もし、仙台市立高等学校に勤務する教職員で、悩みを抱えている方が居ましたら、一人で悩まず、組合に何でもご相談下さい。

組合とは、小さな力を合わせて大きな力に変える組織です。一人で悩んでいても解決しません。職場の問題は執行委員会で取り上げ、組合員みんなで悩みます。校長先生との代理交渉や同伴交渉も行っています。場合によっては、教育長交渉でも取り上げます。現場から声を上げるためには組合が必要不可欠なのです。

組合への加入脱退はいつでも出来ます。仙台市立高等学校で働く教職員(正規、再任用、常勤、非常勤問わず)でしたら、どなたでも入ることが出来ます。お問いわせフォームからメッセージを下さい。

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