自衛隊への情報提供

そうなんです。仙台市も自衛隊へ高等学校を卒業した生徒の名簿を提出しています。組合では、本人や家族の同意を得ずに、個人情報を提供するのは問題があるのではないかと、数年前に市教委に問いただしたのですが、市教委では「民間企業ではなく、自衛隊は同じ公務員なので特に問題とは考えていない。」という返答でした。

鹿児島では除外申請が出来る分、仙台よりはいいのではないでしょうか。

政府が防衛予算を倍増することを閣議決定し、今国会で審議されると思いますが、税金が防衛予算に使われる事については、これまでもそうしてきたことから、特に問題とは考えていませんでした。しかし、倍増するということについては、十分に審議してから決めて欲しいと思います。簡単に閣議決定で決めて良いことではないように思うのです。使い道は何なのか、周辺各国に及ぼす影響はどんなことが考えられるのか、誰が笑って、誰が泣くのか。そういった様々な立場からの意見が出尽くし、活発な議論の末に国会で決定するならば民主主義ですから受け入れざるを得ません。

組合とは、小さな力を合わせて大きな力に変える組織です。一人で悩んでいても解決しません。職場の問題は執行委員会で取り上げ、組合員みんなで悩みます。校長先生との代理交渉や同伴交渉も行っています。場合によっては、教育長交渉でも取り上げます。現場から声を上げるためには組合が必要不可欠なのです。

組合への加入脱退はいつでも出来ます。仙台市立高等学校で働く教職員(正規、再任用、常勤、非常勤問わず)でしたら、どなたでも入ることが出来ます。お問いわせフォームからメッセージを下さい。

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